【宅建独学向け】必要な勉強時間とその作り方

宅建 勉強時間 宅建 勉強法

宅建 勉強時間

この記事は、宅建試験を独学でチャレンジする方で以下のような悩みをお持ちの方に向けて書いてみました。

・宅建合格のための勉強時間ってどれくらいなの?
・日々、仕事や家事・育児で忙しいのにどうやって勉強時間見つけたらいいの?

・・・ということで、今回は合格に必要な勉強時間に対する所感勉強時間の作り方について解説していこうと思います。

特に後半の議論では、宅建に限らず他の試験対策、もっといえば、より自分の時間を有効活用するための方法論を説明していくので、是非読んでみてください。

上記悩みを解決する方法として、結論から申し上げると、次のように集約されます。

・宅建は6か月間集中して取るべき資格
・現状分析し、無駄な時間を勉強に充てる。勉強するときは自分なりの「環境」をセッティングする。
それでは、詳しく解説していきます。4~5分くらいで読める内容となっております。
 

合格に必要な勉強時間

ネットで「宅建 勉強時間」と検索すると、

半年で受かりました!」

1か月前から初めて必死に勉強したら受かりました!

3か月前から毎日1時間勉強したら受かりました!」

1年間じっくり時間をかけて受かりました

などなど、いろいろな合格時間までの勉強時間が見て取れます。

結論から申し上げます、宅建独学者は6か月で合格を目指しましょう

宅建を1~3か月勉強して合格したってブログ記事とか読んでみると、なんだ、法学部の学生だったとか、法律事務所に勤めている方だったとかよくある話。

法律に従事している学生さんとか社会人なら短期間でチャレンジする価値はありますが、仕事や家事・育児と並行する場合はかなり無理があるスケジュールだと思います

一方、半年以上かける場合は、逆に時間に余裕が生まれてしまう分、勉強がダラケがちになってしまいます。「まだ試験まで十分時間があるからまた今度やればいいや」これが積み重なる危険があります。

日々の生活にメリハリがなくなり、なんとなしに時間がたってしまいます。また長期になりすぎると挫折しまいがちです。

よって、6か月という期間は、挫折せずに無理なく継続して勉強できるベストな期間といえるでしょう。

6か月で勉強計画を立てよう!
 

勉強時間の作り方

勉強時間の作り方・見つけ方について以下の3ステップで解説していきます。

STEP1 現状の時間の使い方を分析する
STEP2 無駄な時間を削る
STEP3 勉強する環境を整える

 STEP1 現状の時間の使い方を分析する

全てのことに通じることだと思いますが、何かを変えたい・向上させたいと思ったときにまずやるべきことは「現状分析」です。「今現在、どういう状態なのか」を客観的に見つめ直すことです。

「よし!スキルアップのために資格を取ろう!明日から毎日1時間勉強するぞ!」

と闇雲に目標を立てたところで、まず継続は難しいでしょう。今現在、自分が何にどれくらいの時間を使っているのかを把握せずに「1時間」を捻出することはできないはずです。

勉強時間を捻出するということは、今までルーティンでやってきたことの時間を減らして、その代わりに勉強することに充てるってことです。

だから、兎にも角にも「今はどういう状態なのか」をしっかり見つめ直すってことが先決ってことです。

 

自分を見つめ直す方法はカンタンです。紙でも何でもいいので、以下のように今現在の自分のルーティンを書き出してみましょう。(円グラフとかで表現してもいいかもしれません)

睡眠  7時間
仕事  9時間
通勤  1時間
趣味  2時間
食事  2時間
スマホ 2時間
家事  1時間

(便利な時代で、スマホを見ている時間もスマホ自体に記録されているので調べてみましょう)

まずは、上のような自分の時間配分を見つめ直すことが時間管理を向上させるためのスタートです。

自分が使っている時間を客観的に見つめ直すことが始まり
 

 STEP2 無駄な時間を削る

さて、自分のルーティンを見つめ直した後は、どう勉強時間を捻出するかです。

まずは、この時間は絶対に削れないってところをチェックしましょう。

「あたしは一日8時間寝ないとダメだ」っていうひとは睡眠時間を削らない、「仕事の時間はどう頑張っても削れない」。この削れない時間は人それぞれだと思いますが、まず以下のようにチェックを入れていきましょう。

睡眠  7時間 (削れない)
仕事  9時間 (削れない)
通勤  1時間 (削れない)
趣味  2時間
食事  2時間 (削れない)
スマホ 2時間
家事  1時間 (削れない)
削れない時間を把握したところで、削れる時間を見つめ直しましょう。
「よくよく考えたらスマホ2時間もつかってらあ。内1時間はスマホゲーム、内1時間はYoutube。」
よくあるケースだと思います。そして、ここでこうやって自問してみてください
この時間は自分のためになっているだろうか
スマホゲームなどは特にすることもなく、なんとなく暇つぶし的にやってある程度の楽しい・面白いという快楽が得られるからやっているだけっていう場合がほとんどです。(スマホゲームで動画撮影して自己表現でやっている場合は別ですが。)
基本、消費するのみで何も生みだしません。よって真っ先に勉強に充てる時間に変更すべきです。
 
次の基準に当てはまる時間こそ、勉強に充てるための時間です。
生活・仕事に必ずしも必要でなく、消費するだけの時間
例えばスマホの使用時間、テレビを何と無しに見ている、毎度変わらないメンツの飲み会などなど。
 
他のことに時間・労力を割くということは、今までやっていた何かをやめるってことです。それにはやはりそれなりの「覚悟」と「精神力」が必要になってきます。
何かにチャレンジするのであれば、いままでの何かを犠牲にして実行しなければいけません。
欲張って、全部やろうとすると全てが中途半端になるので止めましょう。
何となく過ごしていた時間をなくす「覚悟」をもつ
 
一方でこんな反論が聞こえてきます。
削る時間なんて1分たりともねぇよ!!
という方が中にはいらっしゃるかもしれません。
少し厳しく反論しますが、そんなことはあり得ません。不思議なものでハタからみたら激務な人ほど「忙しい」とは言わないもんです。完全に主観ですが、私の周りのひとで、なんとなーく時間を過ごしている人ほど「忙しい」って使う気がします。
忙しく感じてしまうのは行き当たりばったりで時間をつかっているためです。無計画なんですから焦って当然。イライラもしますよね。
こういうことは精神衛生上よろしくないですから、しっかり時間計画を立てる必要があります。
削る時間がないって言う場合は、いきなり1時間、2時間削ろうとするのではなく、20分、30分、最悪10分でもいいから削るようにしてください。
いきなり大きく削ろうとするから無理が出てくるわけです。
これも、定石ですが、何かを習慣化するには小さいことからコツコツやり自信をつけていき、慣れてきたら増やすっていうのがイイでしょう。
 
最初は10分でも20分でもいいから時間を削って始めてみる
 
ということで、とりあえず次のように削る時間を決められました。
睡眠  7時間 (削れない)
仕事  9時間 (削れない)
通勤  1時間 (削れない)
趣味  1.5時間 (0.5時間捻出)
食事  2時間 (削れない)
スマホ 1.5時間 (0.5時間捻出)
家事  1時間 (削れない)

 STEP3 勉強する環境を整える

勉強時間を捻出する計画は立てられました。

しかし、勉強時間が用意できたからと言って、ちゃんと実行できなければ絵に描いた餅。勉強を実行に移すための準備をしましょう。

重要なのは「どこで勉強するか」を決めること。

勉強慣れしている人は、集中できるところだったらどこでもいいと思いますが、慣れていない人は「勉強以外にやることがない場所」で勉強しましょう。喫茶店・図書館・学生だったら自習室などがイイでしょう。

そして、早めに「自分の学習スポット」を決めましょう。ココが私の勉強する場所!っていうところです。

このスポットを決めることで「ここは勉強する場所だよ」と自分の脳に暗示をかけます。自分が集中できる場所を作りましょう。

喫茶店などの飲食店で勉強する場合には注意が必要です。飲食店は本来飲食をする場所で、勉強をする場所ではないです。必ず、食べ物・飲み物を注文してください(笑)。また、注文したからと言ってずーっと居座ってもイケません。その場合は追加で注文しましょう。私は1時間に1杯はコーヒーを追加注文してました。お店側に場所を使わせてもらっているんですから、それなりに対価を支払いましょう(笑)

一方、初学者の方の場合は、家で勉強することはおススメしません。近所にそういったお店がない場合の方は家で勉強せざるを得ませんが、それ以外の方は家以外でやりましょう。

カンタンに勉強以外のことが気になってしまいますからね。

 

さあ、勉強時間も勉強環境も整いました!よし勉強するぞ!・・っという前にもう1ステップ。

ご家族の了解をしっかりとりましょう(特に旦那さん、奥さん)。お子さんがいらっしゃる場合だったらなおさらです。

1時間勉強したいので近所のカフェに行かせてくれ!そのかわり明日の家事は私がやる!など交渉してもいいでしょう。

円満な家庭が全ての土台です。(結婚されてない方はどうぞガンガン勉強しましょうww)

自分が集中できるような「マイスポット」を見つけよう
 

まとめ

さて、今回は合格に必要な勉強期間・勉強時間の作り方について解説してきました。今一度おさらいしておきましょう。

1.勉強期間は6か月と設定する
2.今の自分の時間の使い方を見つめ直す
3.無駄に過ごしていた時間を断つ覚悟をもつ
4.集中できるマイスポットを見つける
 
また、勉強時間が捻出出来たところで、具体的な時間の活用方法については下記の記事で解説していますので是非読んでみてください。
 
兎にも角にも、まずは今の自分を見つめ直すことです。まずはそれを実行できるかどうかです。頑張って一歩を踏み出してみてください!(著:らくたろう)

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