【FP3級を独学で攻略】必要な勉強時間とスケジュール作成

勉強計画 勉強方法

勉強計画

この記事では以下のような悩みを解決していきます。

どれくらい勉強したらいいの?
どういった勉強スケジュールを組めばいいの?

FP3級を勉強するにあたって、どれくらい勉強したらいいの?どういうスケジュールで勉強したらいいのって疑問が湧くのは当然です。

今回は試験の特性をしっかり理解したうえで、試験勉強をしていく上での「時間の使い方」について解説していきます。数分で読める内容なので是非一読してみてください。

合格に必要な勉強時間

ネットで「FP 3級 勉強時間」と検索すると、

半年じっくりかけて受かりました!」

2週間前から初めて必死に勉強したら受かりました!

3か月前から毎日1時間勉強したら受かりました!」

などなど、いろいろな合格時間までの勉強時間が見て取れます。

結論から申し上げましょう、合格に必要な具体的な勉強時間は人それぞれです。だって、個々人のキャパがありますからね。その人にとっては50時間勉強すれば受かるかもしれませんが、ある人は20時間やったら受かる!なんてよくある話です。

仮に、合格までに必要な勉強時間が50時間だったとしましょう。頑張って50時間しっかりと勉強したのだが、結果、過去問が6割くらいしか理解できていない!! この状態ではまず本試験では受からんでしょう。はたして「50時間」という数字に意味があるのでしょうか。
 
「それじゃあ、なんでこのブログのタイトルに3か月で受かる!って書いてあんのよ!!」って疑問が湧くのは当然です。もちろん、意味もなく「3か月」としたワケではないですのでご安心ください。
「3か月」とした理由は以下の通りです。
1.スケジュールが立てやすい
2.息切れせずに勉強できる
FP3級は試験の性質上、「必要最低限」の知識しか問われません。よって3か月以上の時間をかけて勉強する内容ではぶっちゃけないですし、仮に半年後に受ける!ってなったとしてもダラけた勉強になり、他に使うべき貴重な時間が浪費されます。。
一方、1か月、2か月とかの勉強期間だと、毎日忙しい社会人・主婦の方は勉強時間を確保するために他の貴重な時間を削る羽目になります。(時間のたっぷりある学生さんとかはチャレンジする価値はありますが)
 
「3か月」という数字は「メリハリよく、無理しない程度に続けられるベストな期間」という風にとらえましょう。
「3か月」を目安に勉強計画を立てよう!
 

スケジュールの作り方

では、勉強期間を3か月に設定し、試験までのスケジュールを考えていきましょう。

本ブログでは、過去問を使って合格を目指す内容となっています。よって、スケジュールの立て方は過去問を中心に展開していきます。

なぜ過去問が最良の教材か?は以下の記事で解説していますので是非読んでみてください。
過去問が最良の教材である理由

先程も述べましたが、勉強の進捗を「一日の勉強時間」ではかるのは得策ではありません(一日1時間勉強しようなどきめること)。ここでは「ノルマ制」を採用したいと思います。

 1.ノルマ制

「ノルマ制」とは「一日に〇問やる」と決めることです。こうすることで、計画が立てやすくなり、勉強の進捗状況もはっきりわかるってワケです。

ノルマ制を用いた勉強計画はこういった風に立てます。

1.用意した問題集の収録されている問題数を調べる
2.自分が毎日やる問題数を設定する
3.問題集を何周できるか計算してみる

具体的にシミュレートしてみましょう。

らくたろうはある問題集を購入し、問題数を数えてみたら500問ありました()。
らくたろう「よーし、一日20問を毎日練習していこう()。試験まで30日×3か月=90日あるから、90日×20問=1800問練習できる!ってことは試験まで1800問÷500問=3.6回問題集を練習できる!()
いきなり20問は多いかもしれませんが、FP3級は〇×問題とかもあるので、高いハードルではないと思います。これが一日5問とかだと、知識が定着する前に試験本番になってしまします(笑)
この作業で重要なことは、どれだけやったらどれくらい問題集を練習できるかってことを調べるってことです。
 
「一日〇時間やる」っていう計画だと、上みたいなシミュレートはできません。柔軟な勉強計画が立てられない・・という理由でおススメできません。
 
このノルマ制で一番重要なことは「2番目の毎日やる問題数」です。無理なく続けられる数字にしましょう。毎日達成することで、時間の使い方にメリハリが出ますし、達成感も得られます。資格試験で勝つ条件は「毎日継続してできる」っていうことです。
 

 2.ノルマをチューニングする

1では単純に一日〇問やる!と決めましたが、より効率的な計画の仕方はないもんでしょうか。どんな資格試験でもそうですが、問題集の1週目を勉強するときが一番キツイですよね。最初は知らないことだらけですから。

よって、ノルマを決める際は下のように1週目はそこまで多くのノルマを設定せず、理解度が深まったら徐々に増やしていくって言うのがイイですね。

1週目】 問題集⇔テキストを往復し、じっくり理解するために1日10問~15問
2週目】 テキスト見なくてもできる問題あるから、1日20~30問
3周目】 できる問題は時間かけてやらなくてもいい、苦手なところだけ10問
4週目】 (自分で工夫して考えてみる)
仮に1週目は一日15問!ときめたら、これを「鉄の掟」とし、毎日愚直に続けます。15問のうち、10問は新しい問題をやり、5問は昨日できなかった問題を復習する!なんてやり方が理想です。

兎にも角にも、繰り返しになりますが、ノルマは「毎日無理なく達成できる量」に設定することです。多すぎても破綻しますし、少なすぎても得点に結びつきません。

周回数が増えることで、知識が充実していき、ドンドン問題ができることに快感すら覚えていくと思います。

ここで一つ注意点。〇×問題は関係ないですが、3択問題を解く際は消去法とかテクニックを使うのでなく、選択肢一つ一つの正誤判断ができるようになるまで勉強してください
問題集をやる意味は「未知の問題に対抗するための力をつける」ことです。選択肢の論点を一つ一つ理解することに努めてください。

重要なことは、本番までに正誤判断できない問題をゼロに近づけることです。

一日〇問とノルマを設定し、毎日継続して練習する。練習は選択肢を一つ一つ正誤判断できるように!
 

まとめ

今回は計画的に勉強ができるような「ノルマ制」を紹介しました。

しかし、いくらノルマをこなしたからといっても、合格が確約されるわけではありません。何周問題集をやったから合格って言うのもありません。いくらノルマを毎日達成したからと言って、選択肢の正誤判断ができなければ意味ないんです。

重要なのは、問題集の選択肢一つ一つ正確に判断できるまで繰り返すってことです。それを実行する方法論として「ノルマ制」が打ってつけってだけの話です。

ノルマを決めたらあとは精神力!毎日淡々とこなすだけ。妥協した瞬間に負けます!自分に負けるなってことですね。

資格試験は完全に自分との戦いでもあるわけです、頑張って自分の「弱さ」に打ち勝ちましょう!(著:らくたろう)

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました