【宅建の勉強】暗記を上手にやる方法

暗記と上手く付き合う方法 宅建 勉強法

暗記と上手く付き合う方法

宅建の勉強してるけど

暗記ニガテだなー。

なんかいい方法ないの??

今回は試験勉強している人ならだれでも悩む、暗記方法について解説していきます。宅建勉強している人もそうでない人も参考になるところがあると思いますので是非読んでみてください。

今回の内容はこちらです

1.「覚える」ということ
2.暗記と上手に付き合っていく方法
1.「覚える」ということ
最初に、私なりの言葉の定義を示します
覚える
情報を頭の中に入れて、留めようとすること(記憶に残すこと)
まず、この覚えるということについて考えていきます。
 
1-1.記憶に関するメカニズム
まず、人間が外部から情報を捕まえるのはいわゆる「五感」ってやつです。
五感
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のこと
この五感を使って、人間は情報を仕入れるわけです。
そして、人間は五感から得られる刺激が大きいほど・また繰り返されるほど脳みそに記憶が蓄積されるように設計されています。
衝撃的な出来事が起きたり、同じ出来事が繰り返されたことってありますよね。それが昔のことだろうと覚えていると思います。(すげえ、いやないじめを毎日受けたとか、好きだった人からグサッとくる一言を言われたとか)
逆に、そんなに重大でない事柄やくりかえされない情報は勝手に排除していくっていうのが脳の仕組みです。
試験勉強の内容はぶっちゃけ関心のない内容ばかりだと思うので、勉強しても基本的には忘れていきます
忘れる
 
1-2.どうすれば覚えられるのか
・・・ということで人間は物事を忘れます。これが大前提。忘れるということを恐れないでください。ごく当たり前な現象です。
それじゃあ、物事を覚えておくためには我々はどうしたらいいのでしょうか。結論は、先ほどのメカニズム通りのことをやればいいのです。
1.得られる刺激を大きくする
2.刺激を繰り返し与える
刺激を大きくするには、「ショッキング」という意味でなく、一度に与える刺激の量を増やすってことです。強で言えば「見ながら・読んで・書く」という五感をフル活用すること。
刺激を繰り返し与えるとは、そのままです。同じことを何度もやることです。
この2つをやることで脳のネットワークが構築されていき、記憶が外部に漏れないような構造に代わっていくわけです。
 
ね、カンタンでしょ。しかし言うは易し行うは難し。我々は限られた時間内で多くの情報を吸収し、本番を迎えなければいけません。よって「効率よく覚える」ということが要求されてくるわけです。
 
2.暗記と上手に付き合っていく方法
さてここからが本題です。効率よく覚えるにはどうすればいいかです。
私が宅建・行政書士などいくつかの資格を取るにあたって実践してきた方法が「暗記」という方法です。
ここで、私なりの言葉の定義を示します。
暗記
ある事柄を、何も見ないで言ったり、書いたりするために覚えること

※「暗記」と「覚える」を混同している場合がよく見られますが、「覚える」は「行為そのもの」で、「暗記」は覚えるための「方法論」です。

2-1.暗記のやり方

この「何も見ないで」というのがキモです。もし、頭にそのことについて記憶がなければ何も言えない・かけない。あれば言える・書けるということです。ではプロセスを記します。

インプット アウトプット

1.覚えたいことを見て、声に出して読む(いわゆるインプット)
2.覚えたいことを何も見ないで説明する(いわゆるアウトプット)
3.説明できなかったら、再度見て・声に出して読む
4.何も見ずにできるまで繰り返す

ここで、「書く」という行為を外したのは、効率が悪いと考えるからです。何も見ないで「言う」と「書く」では圧倒的に「書く」方が時間がかかります。(ペンのインクも減りますしね)。言うだけだったら、コストもかからず反復するスピードも圧倒的に早いです。

また宅建試験はマーク試験ですから、書けないからといって漢字の誤字脱字の心配をする必要もありません。(論文式の試験がある場合は書くという行為は必須ですよ)

2-2.暗記をするタイミング

先にも述べましたが、人間は覚えたことを忘れます。いくら覚える効率がいいといっても忘れるものは忘れます。なので、覚えたいことは定期的に反復してチェックする必要があります

私がやった方法としては、覚えたい論点があったら、下のようなプリントを自作してほぼ毎日チェックしてました。

暗記 サンプル

(行政書士試験で会社法を勉強したときに練習したプリント。何も見ずに穴埋めできるかどうか)

覚えたい事柄はそれに接する時間を増やす!脳のメカニズムにかなった方法です。

2-3.暗記は疲れる

この「見ないで言えるまで繰り返す」という練習はものすごく頭を使いますので、とても疲れます。逆にそれだけ脳みそを使っているということなので記憶に残りやすいってことです。

脳みそを使うと糖を消費するので、私はよくチョコレートなどを食べながら練習してましたね。

結局、覚えるためにはこの「疲労」を覚悟しないといけません。疲労なくしては勉強したとは言えないのです。

よくノートまとめして「はあー、今日も勉強したなあ」ってやつはただの腕の疲れと、まとめたぞーっていう達成感に依るものが大きいです。脳みそはたいして動いていません。

「効率の良い暗記方法はありますが、楽して覚えるのは人間の構造上難しい」

っていうのが私の持論です。

20分暗記の練習したら、10分気分転換する。慣れたら30分練習して、5分休むなどでもいいでしょう。連続でやりすぎると、パンクしますし、何より継続しない。徐々に鳴らしていく方がイイですね。

まとめ
暗記するってことは、非常に頭を使う行為です。しかし、試験勉強をするにあたっては必須となる行為です。人間の脳の仕組みを理解したうえで、反復練習あるのみです。
暗記がニガテっていうのは正直ただの「逃げ」です
陸上の選手が「速くなりたい!でも走る練習は嫌だ!」と言ってるようなもんです。資格試験に挑むにあたって暗記がニガテなど言っているうちは合格は程遠いです!
 
楽な道はありません。毎日コツコツと地道にやる!これにつきます。
 
この記事が皆さんの勉強の役に少しでも役に立てば幸いです。頑張って勉強しましょう。

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