【宅建・独学】模試の結果ごとで直前期にやるべきこと

直前期 宅建 勉強法

直前期

模試の得点が〇〇点だった!

直前期にどう対策すればいい?

宅建試験まで残り一か月前後。皆さん、実力チェックのために模擬試験を受けたと思います。今回はその模試の結果ごとに試験までの残り期間をどう過ごすべきかを解説していこうかと思います。

模擬試験で何点取れているかで、当然、対策する内容が変わってきます。次の項目別で解説しましたので是非読んでみてください。

1.40点以上取れてる人
2.30点~40点未満の人
3.20点~30点未満の人
4.20点以下
では、各々解説していきます。
 
1.40点以上
高得点の方への対策はこんな感じです。
体調管理に気を付けて、法改正やニガテ分野を確実なものにしていく。
模試で恒常的に40点以上取れている人は、特にアドバイスはありません。今まで通りの勉強を続けてください
一番気を付けなければいけないのは、「体調管理」です。本番でベストの力を発揮するために、体調管理をしっかり行いましょう。試験までにしっかり睡眠をとり、栄養のある食事をとる!これに尽きます。よほどの自信がない限り、深酒や徹夜カラオケなどはやめましょう。
 
2.30点~40点未満の人
この辺りの得点が一番ライバルがひしめき合っているところです。一点に泣く、一点で笑る、そんな状況だと思って下さい。
業法・法令の得点が8割以下の場合は、残り時間で徹底的に暗記
法改正の論点をもれなく暗記
業法・法令が8割以下の場合は、兎にも角にもこの2分野を勉強しましょう。民法なんかやってる場合ではないです。民法は難しいのでたいして差は尽きません。一方、業法・法令はみんな得点してくるので、如何に落としてはいけない問題で落とさないか!これがカギとなってきます。
 
業法・法令の過去問は練習されていると思いますが、より知識を確実なものとするためにやるべきは問題ごとの正解・不正解ではなく、「選択肢ひとつひとつ自信をもって正誤を判断できるか」です。
過去問を消去法とかで解いて「わーい!正解したー!」とか過去問やってる意味がありません。すべての選択肢を下の図のように一つ一つ吟味し、出題されている論点を確認するためにやるべきです。
宅建 問題の分け方
 
過去問演習の詳しいやり方はこちらの記事に書いてありますので是非一読してみてください。
 
また、直前期で絶対にやるべきことは、細かい数字や知識の暗記です。覚えた分だけ得点につながる分野(都市計画法・建築基準法などの法令分野)を徹底的に暗記しましょう!
 
暗記の基本は「見ないで言う」!覚えたい情報を隠してぶつぶつ言う!これに尽きます。(周りに人がいるときにやるとウザがられるので止めましょう。一人で勉強するときにやってくださいww)
インプット アウトプット
詳しい暗記の仕方は、別記事で描いてありますのでよかったら読んでみてください。
暗記がニガテなんて言っている場合ではありません。暗記を避けては合格はありません
 
業法・法令は9割以上取れてる!だが民法が3、4点しか取れてねえ!って場合。優先すべきは業法・法令の知識を確かなものとして維持することですが、余力あれば過去の権利関係の記事を見てみてください。
民法に浮気をして、業法・法令で得点ダウンするのでは本末転倒です。あくまでメインは業法・法令の高得点維持ですよ!!
 
3.20点~30点未満の人
こらああ!勉強たりないぞおおお!!!
業法やれ!業法やれ!業法やれ!そして法令やれ!
現状ですと、はっきり申し上げて合格はできない状況です。勉強不足です。
しかし、諦めてはいけません。
睡眠・仕事・食事以外の時間をすべて勉強時間に当てましょう。逆にそれくらいの時間を当てないと合格できません。「本番だったらもしかしたらラッキーで受かるかも!」なんて運頼みしていてはいけない、絶対にラッキーなんて起きません。ラッキーが起こるのは30点以上で頑張っている人です。
 
んじゃ、何をするべきか。
おそらく、この得点くらいの方は、業法・法令の得点は7割以下だと思います。
 
兎にも角にも業法!業法!業法
 
民法などやっている場合ではありません。過去問題集を取り出し、業法の選択肢を一つ一つ洗いざらい勉強しましょう。繰り返し言いますが、過去問で練習するのは、過去問を正解することが目的ではないです。過去にどのような論点が出題されているかを把握すること。
過去の論点を勉強することで未来の本番に生かす
これが目的だということを忘れないでください。
目指すべきは過去問の全選択肢の正答率が99%以上!つまりほぼ完ぺきに正誤判断ができるようになるまで繰り返すことです。
えっ、無理!と思った方。多分受かりません(笑)
合格している人は、もれなくすべての選択肢を完全に把握できるまでやってますからね。
過去問の具体的なやり方はこちらの記事が参考になると思います。
また、直前期ほど細かい数字や論点を覚えるべきです。
暗記はこの時期一番得点に結びつきやすいですからね!暗記は絶対に嫌がっちゃあだめ!つらいけど、暗記しないと受かんないのっ!!暗記の具体的な方法は下のリンクからどうぞ!
 
ウザいくらい言います。
過去問の選択肢を一つ一つ自信をもって答えられなければ、ぜっっっっったいに本番上手くいかないです。
 
4.20点以下

え、えっと・・・。

い、いままで、な、なにしてたん??

本番全て同じ選択肢をマークしても10点~12点はとれるよぉぉ・・

いまからすげえ勉強しても、受かる可能性があるとしたら、司法試験チャレンジャーとか法学部の優秀な学生とかごく限られた人間だけですから、悪いことは言いません、来年受験しましょう

時間という超貴重な資源がもったいないので

 

ということで、得点別に対策の仕方をご紹介しました。

やっぱり、この時期は暗記が一番得点に結びつきやすいですから、頑張って覚えましょう!!

参考までに、下記リンクは過去に科目別に論点解説をしていく記事になります。論点整理・知識補充や確認などに是非活用してみてください。

権利関係の論点整理をしたい方はこちら
権利関係の論点を整理していく
宅建業法の論点整理をしたい方はこちら
宅建業法の論点を整理するよ!
法令上の制限の論点を整理したい方はこちら
まずは都市計画法から論点整理
 

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