この記事では、宅建試験を勉強するときの次のような疑問を解決していきます。
・どうやって理解・暗記していったらいいの?
法令上の制限は覚えることがたくさんあるように見えます。しかし、宅建試験でメインで出題されるのは、細かい論点でなく、その法律の骨子となるところです。
この記事では、覚えるべきことをマインドマップを活用して暗記していこうと思います。都市計画法に限らず、法律を勉強するときはまずその全体像を把握することが最優先です。今、自分が何の勉強をしているかを見失わないためです。
今回は、都市計画法の全体像を把握していきます。そして次回以降の記事で各論点について詳しく解説していきます。
都市計画法とは
都市計画法の全体像
では、どうやって街づくりのルールを決めていくのか、その流れを見ていきます。
1.都市計画
都市計画をする場所、しない場所に分けよう。
2.区域区分
都市計画区域内でこの地域には建物建てよう、こっちの地域は建物建てるの控えておこうと決める。
3.用途地域
どんな建物たてる地域にしようかなー、お家?ビル?工場?
4.地域地区
この地域は特別にこういう地域にしよう!と用途地域より細かい区分でわける。
土地の利用方法を決めたら、土地の上をどうするか決める
5.都市施設
どこに道路とか公園とか学校とか作って、電車とか走らせようかなー。
6.市街地開発事業
その街をより住みやすくパワーアップさせたり整備するにはどうしたらいいのかなー
7.地区計画
その地域の特性を生かした「小さなまちづくり」
図でもって、順番に流れを追っていきましょう。我がふるさと「群馬県」を例に都市計画をシミュレーションしてみようと思います。
(当然、実際の群馬県の都市計画とは異なります。あくまで理解を促すために仮想的に実験しているだけです(笑))
用語はのちの記事で解説をしていきますので、今は流れをつかむことに注力しましょう。
都市計画をきめる
ここでは、そもそもどの地域に街を作るのか?というのを決めます。
区域区分をきめる
街づくりをする大枠を決めたところで、次はどこを街にするのかを決めます。
用途地域をきめる
次は、どういう風な街にするのか、どういう建物を建てるところにするのかを決めます。
地域地区をきめる
この地域は特にこういう街にしようっていうのを決めます。
都市施設・市街地開発事業をきめる
具体的にどういった建物・インフラを作るのかを決めます。
地区計画をきめる
その地域特有の性質を生かしたまちづくりをする場合に地区計画を定めます。(都市計画の小っちゃい版です)
流れはつかめたでしょうか。まずは骨格理解です。この骨組みを図を使ってしっかり理解し、のちの議論で知識を肉付けをしていきます。次回以降、各手続を詳しく見ていきます。
【宅建の勉強法】都市計画法を図で解説 ~都市計画・区域区分~
より気合をいれて勉強したい方は通勤時間・寝る前の布団の中など、ちょっとしたスキマ時間でも有効活用したいはずです。下記アプリを使えば、時と場所を選ばず、好きな時に勉強できるのでお勧めです。
情報に接する時間を長くすれば、暗記できる確率も上がるってもんです。アプリを上手に活用し、インプットしていきましょう。
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