この記事では、宅建試験の勉強をする際の以下のような疑問を解決していきます。
今回は、みんな大好き「用途規制」をどうやって覚えようか?というところについて考えていこうと思います。確実に出題されるところで、暗記しないことには太刀打ちできません。
どうやって暗記していけばいいかに焦点を当て解説していきます。
用途地域ってなんだっけ?
行政が「この土地は、こういう風に利用してください」と指定した地域のこと。都市計画区域・準都市計画区域に指定できる。(市街化区域は必ず指定、市街化調整区域は原則定めない)
用途規制の具体的な覚え方
宅建対策のブログとかSNSとか見てると「用途規制は勉強量に対して効率悪いから捨てることもあり!」なんてありますが、正直「もったいねえ!」ってのが私の感想です。暗記すれば1点GETできるからです。
どう考えても、民法で1点とるより用途規制覚えた方がコスパがイイです。
覚えればいいだけですから。
それじゃ、どうやって覚えるかってことですよね。「なんでこんなこと覚えにゃならんのだ!調べれば一発じゃないかよ!」いや、ほんとにそうなんですが、毎年出題されてるんですからあきらめて暗記しましょう。
では具体的な暗記方法を紹介していきます。
2.用途規制の表で確認
マインドマップ化
「如何に無機質な情報を頭に叩き込むか」というのがここでやりたいことですが、やはりここで紹介するのはマインドマップです。図で覚えた方がより記憶に残りやすいに決まっています。
例えば、用途地域のうち、住居(低層・田園)グループの用途制限をマインドマップ化してみましょう。低層住居・田園住居のグループは閑静な住宅街をイメージしましょう。建てられるお店もちっちゃくないといけません。
低層・田園グループは、ほとんどの建物を建ててはいけないので、覚えるべきは「建ててもいいヤツ」だけ覚えましょう。こんな感じで絵を描いてみました。
一方、ほとんどの施設を建ててもいい「近隣商業地域」。この場合は、ほとんどの建物を建ててもいいので覚えるべきは「建てちゃダメなやつ」。こんな感じで図を描きました。
全ての用途地域をマインドマップ化して練習するのも時間があればいいと思いますが、時間がない場合は、覚えたいところだけをマインドマップ化させて練習すればいいかと思います。
用途規制の表で確認
マインドマップでインプットをしたところで、アウトプットはどうやりましょうか。マインドマップを書いて満足してはいけません。仕入れた情報を吐き出す練習をしないと、当然、試験本番では生かせません。
私が当時やった方法としては下の写真のように、用途規制の表を用意して暗記する方法です。(合格している人はこういう愚直な方法を嫌がらずにやってますね)。ツイッターで有名なパパリン氏もこの方法を提唱されています。
どんな宅建のテキストでも必ず載っている表です。またインターネットにも沢山転がっているので、電車の中とかで暗記したい場合はプリントアウトして持ち運んで練習しましょう。
「この地域ではこの建物が建てられるかどうか」を紙でも何でもいいので隠して、言えるかどうかひたすら繰り返します。覚えられるまでひたすら繰り返してください。
ここでヒントになるのが、自分で描いたマインドマップ。絵を思い出して「建てる・建てられない」を判断しましょう。
覚えた!と思ったら最後は過去問で確認してみてください。当然、過去問も全て捌けるようになるまでひたすら暗記です。
ここは、宅建で一番覚えるところが多い範囲ですが、覚えりゃ1点取れるんですよ。民法とか頑張るより圧倒的に簡単です。
とにかく、反復、反復、ハンプク、ハンプク!!!
繰り返さないと、人間は記憶に残らないようにできてますからね。
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