【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~危険負担【独学】

危険負担 宅建・民法

 

危険負担

債務不履行と危険負担って

何が違うんですか??

債務不履行を勉強すると出てくる「危険負担」って言葉。テキスト読んでもわけわからんってなると思います。多分文字だけだと理解するのに時間がかなりかかってしまいますから、このブログで図を使って理解しましょう。

危険負担と債務不履行の違い
詳しく解説する前に、まずは危険負担ってどういう場合に出てくる論点かを明確にしておきましょう。
下の図を描いてみてください。

危険負担の前に

ちがいはココ!!!

債務不履行・・・落ち度があって債務を履行することができない場合
危険負担・・・・落ち度がないけど債務を履行することができない場合

この、債務を履行する側に落ち度がないけど履行ができなかったって場合に出てくる論点が危険負担です。ここの違いは明確に分けておきましょう。基本的に試験では「危険負担」って言葉は出てこないので、自分で「あ、これは危険負担の問題だな!」と見抜かなければなりませんからね!!

あ、あと契約成立後にAに落ち度があって建物が滅失した場合(Aがたばこの不注意で火事を起こしてしまった場合)、これは債務不履行の中の「履行不能」と呼ばれる場合になりますので確認しておいてください。

危険負担
民法の規定はこちら・・・危険負担の規定
 
下の図を描いてみましょう。
危険負担
 
ここ、はっきり言って一撃で理解できるほどやさしいところではないです。私も理解するまでにかなり時間はかかりましたね、何度も図を描いて考えました。(ぶっちゃけ優先順位はそれほど高くないので、後回しにしてもらっても構わないと思います)
 
では、図を基に解説していきます。
先ほども言ったように、Aのオチ度が全くなく建物が渡せなくなったとしましょう(地震とかで家がぶっ壊れちまった場合とかです)
 
危険負担のイメージ
債務者の落ち度なく、履行ができなくなった場合に、そのリスクは債務者・債権者のどちらが負うか??

上の例でいうと、地震で建物がぶっ壊れてしまったのでBがAにできる「建物引渡し請求権」はなくなってしまいます。(くどいですが確認します、この建物引渡請求権を持っているのはBさん(債権者)、建物引渡義務を負っているのはAさん(債務者)です。)

消滅してしまった債権に対して、債権者はBさん、債務者はAさんってのは大丈夫ですよね!このとき、原則は公平を期すためにその反対の債権(建物の代金支払い請求権)は消え、Bさんは代金を払わなくてもいいってなります。ってことは、履行できなくなった時のリスクを負うのは、地震で家を失ったAさん(なくなった債権の債務者)ということになります。これが原則、大前提です。(これを危険負担の債務者主義って言います、履行ができなったリスクは債務者が負うって意味合いです。)

一方、反対の債権が消滅しない場合もあります。つまり建物引渡請求権は建物がぶっ壊れたのでなくなりましたが、代金請求権はそのまま残り続ける場合です。この場合、建物はぶっ壊れたのだが代金は払わないといけないので、履行できなかった時のリスクを負うのは、代金だけ丸々払うBさんということになります。(これを危険負担の債権者主義といいます、履行できなかったリスクは債権者が負うって意味合いです。)

上の図と同じような画像を載せます。再度図を描いてチャレンジしてみてください。取引の形態や、何を取引したかで債権者主義・債務者主義か変わるので下の図で確認してください

危険負担の解説

繰り返しになりますが、クソややこしいので「あ、まだ難しいかも!」と思ったら読み飛ばしていいと思います。ただし、ここが理解出来たら「債権・債務」についての基本的なところの概念はほぼ十分理解できたといえると思います。是非頑張ってみてください。

演習:債権者主義・債務者主義の違いを図を使って説明してみましょう。
 
次回は、少し予定を変更して「物権変動」について解説していきます。
【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~物権変動①【独学】
 
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