【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~債務不履行の損害賠償と解除【独学】

双務契約・損害賠償 宅建・民法

 

双務契約・損害賠償

債務不履行の場合、

債権者ができる損害賠償と

契約の解除って何なの??

債務者が約束を破った場合に、債権者は「なんだよ、ふざけんじゃないわよ!」ってなりますよね。そんな時に債権者ができることを民法は規定しています。今回はその内容を見ていきます。

できることは3つ「損害賠償請求」、「契約の解除」、「履行の強制」です。履行の強制はほとんど試験に出ませんからここではスルーします。「損害賠償請求」と「契約の解除」について詳しく見ていきましょう。

損害賠償請求

損害賠償請求

損害賠償請求は毎回書いたりするのが面倒なので「損賠」(そんばい)と略します。損賠を行う場合は基本的には金銭(現ナマ)で行います、お互いが契約するときには現物で賠償しますっていうのはできます。(自分たちは現物で賠償しますよって決めたのだから、とやかく言われる筋合いはないってことです)

損賠額をいくらにしようかっていうのは、基本的には当事者同士で決めようっていうのが慣例です。契約書を見るっていう機会はそんなにないと思いますが、一番身近だと思うにはお家にある不動産の「賃貸借契約書」か「売買契約書」です。ほとんどの契約書は損害賠償に関する規定が書いてあると思います。これが当事者間で決めた「損害賠償の予定」ってやつです。

不動産のレンタル(賃貸借)でよくある損害賠償の規定はこんな感じです。
『借りた方が、故意または過失により建物および付帯設備に与えた損害について、借りた方は貸した方に対して一切これを賠償する』
スーパーの買い物とかでわざわざ損害賠償とか決めたりしませんよね、取引が高額になったりとか、長期にわたってのものだったら皆さんも「ハンコ」使って、契約書を交わしたことはあると思います。なかなか、損害賠償の予定って言われてもとっつきにくいかと思いますが、今住んでいるお家の契約書にはほぼほぼ規定が書いてあると思うので見てみるのはどうでしょうか??

〇金銭債務の特別ルール

金銭債務の特則

債務にはいろいろな種類があります。前にもやった「建物引渡し債務」などがそうです。一方でお金を返したり、払ったりしなければいけない「金銭債務」の場合は「お金」という特性上、特別ルールがあります。上記3つは押さえておきましょう。(ここも深入りは禁物です、金銭債務は特別ルールがあるっていうのは覚えておいてください。)

契約の解除
契約の解除
 
債務者が約束違反をした場合、債権者は「やっぱりこの契約やめよう!!」っていうこともできます。それが契約の「解除」です。解除は図にある通り、契約する前の「現状」に戻すってことです。(難しい言葉で言うと「解除の遡及効」と言ったりします)。現状に戻すってことですから、契約してから費やしたお金や、建物に住んでいた場合の利益などは相手に返さないといけません。(建物に住むっていう行為はそれだけでお金のかかる行為なんですね、例えば家賃が月9万だとしたら一日当たり3,000円払ってその家に住んでいることになるってことです)
 
そんで、この契約する前の状態に戻す場合、お互い「同時履行」の関係にあります。図の場合、Aが「建物を返せー」ってなってらBは「払った分(+利息分)のお金が用意できるまで、建物のカギは返しませんよ」って言えるってことです。
 
すいません、今回は文字が多くなってしまいますがもう少しで終わります!!
 
債務不履行だからってすぐに契約が解除できるわけではないです。債務不履行の種類によって手続きが異なってきます。
 
債務不履行の理由が、履行遅滞の場合
①債権者は相当期間を定めて履行するように催告する
②債務者がその期間内に履行しなかった
③債権者は解除の意思表示できる
履行遅滞の場合は、債務者のオチ度で履行できるにもかかわらず履行しなかった場合です。ですからまずは履行してくれ!っていうのがスジじゃないですかね。(電気料金を期日までに払わなかった場合、いきなり電気を止められないですよね、払われてないので急いで〇月〇日までに払ってください、って言われますよね)
 
債務不履行の理由が、履行不能の場合
⇒催告なしで解除できる
こっちの場合はすぐに解除できます。だって履行が物理的に「不能」なんですから。(引渡し前に家が天災でぶっ壊れたら引き渡そうにも引き渡せん!!)
 
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契約解除については、のちに出てくる「物権変動」ってところでアホみたいに勉強しますので、今回は障りの部分だけで大丈夫かな(笑)
 
ここまでブログを読んでくださっている方、まだまだ問題を解くのは難しかったり、訳がわからんと思います。民法が難しいといわれる所以は「ある分野を勉強すれば問題が解ける」っていう風にはならんところです。特に今やっている「債権・債務」の範囲はこのあとやる民法の範囲の根幹をなすものです。ですからこの分野で大切なことは「誰」が「〇〇してくれって言える権利」or「〇〇しなきゃいけない義務」を持っているかを正確に把握することです。
 
もちろん、今後の解説でも誰の債権・債務かを強調していきますが、やはり個人個人の練習に因るところが大きいので面倒くさがらずに図示して勉強してみてください。
 
次回は「危険負担」について解説していきます。
 
前回の「双務契約・債務不履行」についての解説はこちらです。
宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~双務契約・債務不履行【独学】
 
「問題演習でベストな本を選ぶのどうしたらいいの?」って場合はこちらの記事を読んでみてください。
【宅建】参考書・テキストの選び方、おすすめ4選【独学】

 

 

 

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