【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~時効②【独学】

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時効の中断って何?

時効の利益の援用・放棄って何?

この辺りの解説を図を用いて行っていきます。さあ、いつも通り紙とペンを用意して図を描いていきましょう!

時効の中断
民法の条文はこちら・・・時効の中断の規定

「Aさんの土地」を「Bさん」が占有してて、Bさんが取得時効でAさんの土地をGETするってことは、Aさんはその土地の所有権を失う・・・

CさんがDさんに100万円貸したとして、借りたDさんがお金を返さずに一定期間が過ぎると、Dさんは消滅時効を主張して借金をチャラにできます。Cさんは返ってくるはずのお金を失うことになるのです。

このように、Aさんは取得時効によって土地を失う、Cさんは消滅時効によってカネを失う・・・AさんとCさんは指をくわえて時効が完成するのを待つしかないのでしょう??

そこで、こういったAさんやCさんを救済するために法律が用意した制度が「時効の中断」ってやつです。AさんやCさんがある行動をとることで、その時効をリセットできます。
時効の中断
まず、「請求」。さっきの例でいったら、AさんがBさんに「その土地からどいてくださいー」ってアクションをかけること、CさんがDさんに「金返してよー!」ってアクションをかけることです。ただ、相手に行っただけではだめです。法律は基本的には今現在の状態をなるべく維持しようとするので、「請求」をかけるときは基本的に裁判所を通してやります。気軽に「時効の中断」は起こせないって感じです。
 
次に「承認」。これはわかりやすいかな。上の例でDさんが「〇月〇日にお金返すよー」ってCさんに伝えるってことは、自ら消滅時効はいりませんよーって言っているようなもんだからです。(ちなみにこのとき、時効が完成したあとにDさんが100万かえすよーと承認した場合、Dさんが時効の完成を知らなかったとしても、もはや消滅時効を主張することはできません。だって本人はCさんにばっちり金返すぜ!って主張してるんだから、100万の債権を消す必要がないですからね)
 
差押え、仮処分とかはやんなくていいです。時間の無駄。出てもここで差は尽きません。
時効の(利益の)援用
民法の条文はこちら・・・時効の援用の規定
そもそも、時効っていうのは完成したところで、勝手にその効力が自分に降ってくるわけじゃないです。完成してそれを使うか、使わないかは本人の自由です。
 
時効が完成してその効力を使いたい!って場合は「時効の利益を援用する」なんていいます。下の図を描いてみましょう。
時効の利益の援用
試験的に良く問われるのが、「援用できるのは誰か」ってところです。ココは後々説明する「連帯債務」や「保証」ってセクションで詳しく解説していく予定です。今はこんな感じの人が時効の援用を主張できるんだなあと覚えておいてください。
 
あ、あと基本事項の説明を忘れていました。時効が完成してその利益を援用すると、その効力は起算日にさかのぼって発生します。時効が完成したときからではないのです。時効を数え始めた時に戻ります。
時効の利益の放棄
民法の条文はこちら・・・時効の利益の放棄
次は、時効は完成したんだけど「別にいらんわ!」っていう場合です。繰り返しになりますが、時効の利益を使うのは本人の自由意思にゆだねられます。時効が完成したら絶対その通りにしろなんてなんか嫌ですよね(曖昧)・・・さ、画像を紙に移してみましょう。
時効の利益の放棄
 
原則は、時効の利益を放棄できるのは「時効が完成してから」です。そりゃそうですよね、なぜかよく試験で出る。一応理由を2個載せてますが、あたりまえ体操(しょうもない)過ぎて・・・。
 
注意点も2個書いてますが、これもホントその通りとしか・・・
 
さて演習と参ります。
演習:時効が中断する事項にはどんなものがありましたっけ?図を描いて思い出しましょう。
 
次回は苦手な人も多いでしょう「債権・債務」について解説していきます。
【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~双務契約・債務不履行【独学】
 
「問題演習でベストな本を選ぶのどうしたらいいの?」って場合はこちらの記事を読んでみてください。
【宅建】参考書・テキストの選び方、おすすめ4選【独学】

 

 

 

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