【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~相続①【独学】

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法定相続人って何?

代襲相続って何?

法定相続分??

今回は、試験に頻出の相続について解説していきます。新しい言葉がたくさん出てきますが、言葉を正確に理解しないと混乱しますし、相続分はいくらになるかなどの計算も出てきますので図での理解が必須です。

今回の内容はこちらです。

1.相続の意義
2.法定相続人
3.代襲相続
4.法定相続分
1.相続の意義
言葉の確認からです。
相続人
生き残っている人、引き継ぐ方

被相続人
死亡した人、引き継がれる方
相続
被相続人の財産を相続人が承継すること。相続の開始は被相続人の死亡(または失踪宣告)による。
ドラマとか小説とかいろいろなところで聞いたことがある言葉だと思います。お金持ちの資産家がなくなってその相続の分配はどうするんだとかね。
ただし、相続は「家やお金」などの資産(積極資産)以外にも「借金」などの負債(消極資産)なども承継されます。お金持ちだけが考える制度ではないです。
また、代理とかでもやりましたが、契約上の地位も承継されます。(無権代理人が死亡したら本人がその地位を受け継ぐとか覚えてますか?)
2.法定相続人・代襲相続
ここも言葉の確認からです。この辺りは、試験対策というより一般常識として知っておいた方がよい言葉かと思います。
配偶者
婚姻関係にある相手方

血族
自分と血縁関係にある人(両親、兄弟姉妹、祖父母、いとこなど)

姻族
結婚したことで家族になった人または血族の配偶者。(いわゆる「義理の〇〇」と呼ばれる人。)

親族
6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族のこと
直系尊属
父母・祖父母など自分より前の世代

直系卑属
子・孫など自分より後の世代
家族についての用語を確認したうえで、本題に入っていきます。
法定相続人
その言葉の通り、民法で定められた相続人のこと。配偶者と一定の血族が当てはまる。
法定相続人が相続する場合、その順番が重要になってきます。それが下の図です。
宅建 法定相続分
配偶者は常に相続人になります。(被相続人にこどもが居たら、配偶者と子供が相続人になります、この時の分配の仕方は後程やります)。1位が居なかったら2位が相続、1位も2位もいなかったら3位に相続します。
 
「子」には嫡出子・非嫡出子・養子・胎児を含みます。
嫡出子
婚姻関係にある人との間に生まれた子
非嫡出子
婚姻関係にない人との間に生まれた子
養子
血縁のない子供。養子縁組をして親子になる。
3.代襲相続
代襲相続(たいしゅうそうぞく)
相続を開始するときに、すでに相続人となるべき人の相続権がなくなっている場合にその人の代わりの人が相続すること。

すでに相続する権利がなくなっている原因は「死亡・欠格・廃除」の3パターンです。

欠格
被相続人(死亡した人)を殺害したり、詐欺や強迫によって遺言書を書かせた場合など、極悪非道なことやったヤツの相続権をなくすこと。ひどすぎる故に、法律上当然に相続権を失う

廃除
被相続人を生前に虐待するなど、欠格より悪くはないが非道なことをやったヤツの相続権をなくすこと。こちらは、被相続人が生前に家庭裁判所に申し立てることで、相続権をなくすことができる。

下の図のように相続されます。(「妻」と書いてありますが、配偶者なので、夫でも同じことです)

宅建 代襲相続

ここで一個注意点。直系卑属の場合は、代襲(被相続人の孫)、再代襲(被相続人のひ孫)・・・と続きますが、兄弟姉妹の場合、代襲(被相続人の甥・姪)はOKですが、再代襲(兄弟姉妹の孫)はNGです。また、そもそも直系尊属に対しては、代襲という概念がありません

ややこしいですがもう一つ。相続を放棄した相続人がいた場合、代襲相続は認められません。

相続の放棄
被相続人の財産・負債を一切相続しないという意思表示をすること。相続の開始があった時から3か月以内に家庭裁判所に申請してできます。

相続しないと意思表示をしたことで、代わりに相続を受ける権利も放棄しているってイメージです。

4.相続分
だれが相続を受ける権利があるかを把握したところで、複数の相続人がいた場合、その分配の仕方はどうなるでしょうか。指定相続分と法定相続分に分かれます。
指定相続分
遺言で指定された割合で配分すること
法定相続分
民法で定められた割合で配分すること

遺言については次回解説していきます。法定相続分についてみていきます。

宅建 法定相続分

Aの場合は大丈夫ですね。

Bの場合、配偶者と子供がいる場合、配偶者が全体の(1/2)、子供たちが残りの(1/2)を引き継ぎます。このもたちが複数いれば、人数分で(1/2)を等分します

宅建 法定相続分②

Cの場合、まず妻が全体の(2/3)、直系尊属が残りの(1/3)を引き継ぎます。(このとき被相続人に子供がいるときは先ほどのBのパターンです)

Dの場合、まず妻が全体の(3/4)、兄弟姉妹が残りの(1/4)を引き継ぎます。(兄弟姉妹が複数いるときは人数分で等分です。

この辺りは、過去問を解きながら練習するのが一番いいかと思います。慣れないうちは、図を見ながら練習するのがイイでしょう。

 
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