【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~債権の消滅事由(弁済)【独学】

債権消滅 宅建・民法

債権消滅

「弁済」ってなに?

債権の準占有者??

代位弁済ってなんだよ

「〇〇してください」って請求できる権利を債権といいましたね。これがなくなる場合はどんな場合でしょうか。なくなってもらわないと債務者はいつまでたっても債権者に「〇〇してくれやー!」と請求され続けることになっちゃいますからね。宅建試験に出る債務の消滅事由は「弁済」と「相殺」です。詳しく見ていきます。今回は弁済についてみていきます。

本日の内容はこちら

1.弁済
2.弁済する相手方・代位弁済
1.弁済
民法の規定はこちら・・・民法492条
弁済①
図にも書いてある通り、弁済とはこういうことです
弁済
債務者(又は第三者)が、債務の給付を実現(履行)し、債権を消滅させること
図の例でみていきます。AさんはBさんに100万円貸しました。Aさんは「1か月後まで現金でこの事務所までに100万持って来い!」って言ったとしましょう。期限・場所・支払い形態を指定したわけです。これが「債務の本旨」ってやつです。BさんはAさんが指定した通りにお金を返さなければ(債務を履行しなければ)、債務不履行になってしまいます。そりゃそうですよね、Bさんがお金を借りるときに、返済についての取り決めは必ずします。それをOKしてBさんは金を借りたんですからね。
またAさんが受領を拒んでいる場合(急な海外出張が入った、病気で入院しているなどの場合)はBさんは「口頭の提供」をすれば足ります。「100万は用意できていますので、後で受け取ってくださいねー」ってAさんに電話なりで伝えればよし。
Aさんが「絶対に受け取らん!顔も見たくない!」など明らかに受領を拒否っている場合は、Bさんはなーんもする必要はないです。そんな態度のAさんに弁済する意味がないですからね。
 
一方、債務者Bさん以外にもAさんに弁済できる人がいます。それはどんな人でしょうか。Bさんに対して利害関係がある・ないで分けられます。
利害関係がある人…借地上の建物賃借人、物上保証人、後順位担保権者、担保目的物の第三取得者
利害関係がない人…家族・友達など
利害関係がある人は、なにやら難しい用語ばかりですが、要はBさんの債権が弁済されないと困っちゃう人です。利害関係にない人は上の通り。Bさんが家族に内緒でAさんから借金をしていて、B親「ったく、しょうがねえやつだ、俺が代わりに払っておいてやるからな」っていうような場合です。
利害関係のある・なしで分けた理由は、以下の通り
利害関係あり…債務者(B)の意思によらず弁済可能
利害関係なし…債務者(B)がOKって言った時だけ弁済可能
利害関係のある人はBさんの債権が弁済されないと、自身が不利益を被ることになるので問答無用でAさんに弁済できます。利害関係のない人の場合は、あくまで弁済する・しない、その結果債務不履行になった場合の責任もBさん本人次第ってことですから、むやみに弁済はできないって感じです。
 
2.弁済の相手方・代位弁済
弁済②
左側:弁済を受け取るのが本人以外の場合
右側:代位弁済の例
債務者が弁済する場合、受け取る(受領する)のが本人以外っていうのもよくあります。
支払いの請求書とかでよくあるのは、サービスを提供しているのは「〇〇サービス株式会社」ですが、支払先は「〇〇サービスファイナンス株式会社」とかありますよね。これは「○○サービス」が業務委託で「〇〇サービスファイナンス」に債権回収の権限を委任しているような状態です。〇〇サービスファイナンスに弁済(請求書の支払い)をすれば、もちろん有効な弁済となります。逆にこの権限なしに弁済した場合は当然無効ですよね。
ここで、問題になるのが、あたかも債権者の外見をしているヤツ(債権の準占有者っていいます)がいて、そいつに支払ってしまった場合です。例えば債権者から債権の証明書を盗んだヤツがいたとしましょう。債務者からしたら証明書を持っている人に弁済するのが普通ですから、そいつに返しちゃいますよね。この場合の弁済は有効に働きます。もちろん、債務者が「本当の債権者でない」ってことを知っていたり、ちょっと注意すれば気づけたっていう場合は、弁済を有効にする必要はないですよね。(善意かつ無過失が条件)
ちょっとした注意で気づけたっていうのは、相手の身分確認をしたりすることです。債権者以外の別の人が来たら「おまえ、どこの誰だよ」とか、「ちゃんと債権者の依頼を受けて来てるのか?委任状見せろ」などで本人確認するのが普通です。こういうのをしなかったちょっと間抜けさんは保護しないっていうのが法律の規定です。
さ、最後、代位弁済。図を使って説明します。
わかりやすく言うと、借金を建て替えたんだから、俺に払えよってルールです。図で言うとA⇒Bの債権がC⇒Bに移った(代位した)ってことです。この時の「建て替えたんだから俺に払えよ」って請求できる権利を求償権とか言ったりします
建て替えた人(Cさん)がBさんに対して利害関係があるかないかで、代位できるかどうか変わります。(この利害関係のあるなしはさっきやった弁済のところと一緒です)
よくあるパターンは、上の図で当てはめると、「Aさんがオーナーのマンション」を、Bさんが借りる場合。Aさんは「借りるなら保証会社Cに入ってや!」というのが決まりです。Bさんが家賃滞納した場合に保証会社Cが立て替えてくれるパターンです。このとき保証会社Cは問答無用で(承諾なしで)Bさんに対して「おい、家賃建て替えたからその分払ってくれや」っていうことができるわけです。
 
「問題演習でベストな本を選ぶのどうしたらいいの?」って場合はこちらの記事を読んでみてください。
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