【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~制限行為能力者(その2)【独学】

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制限行為能力者にどんな種類が

あるか分かったけど、具体的に

どういう仕組みなのかい??

このブログでは、制限行為能力者について、彼ら彼女ら自身の保護の仕組み、取引の相手方の保護の仕組みを見ていきます。
制限行為能力者を守る仕組み
さ、制限行為能力者の保護について具体的に見ていきます。ここはかなり紛らわしく、かつ試験でも問われやすいところです。図を書いて、暗記をガンガンやっていきましょう。
 
制限行為能力者の法律行為を、法律で一定範囲守ってやらないと家族の方々が困ります。勝手に車とか買われたら「何してんの!!」ってなりますからね。
 
制限行為能力者4種類それぞれ保護の仕方が違います。ひとつずつ見ていきましょう。
 
未成年の保護
民法の条文はこちら・・・未成年者の保護
20歳未満の者を「未成年者」とします。
まだ世の中のことをよく知らない人たちの行動を制限するのはそりゃそうだってなりますわな。
 
未成年者の保護
 
うちもリサイクル業をやっていてよくあるんですが、お客さんが20歳未満の場合、モノを売るときは親御さんの同意が必須となります。同意がないと、例えば親のものを勝手に売ってしまって、後々「取消」されて返せとなったら返さないといけません。未然のトラブルを防止するために親の同意は必須となります。
 
未成年者が不利益にならない行為や、親がOKって言った行為は未成年者自身ができますよって仕組みです。
 
成年被後見人の保護
民法の条文はこちら・・・成年被後見人の保護
成年被後見人は、自身の判断能力が「全くない」状態なので、その保護はかなり手厚くなっています。
よって、取引する相手方は細心の注意を払わないと簡単に取消されてしまいます。
 
成年後見人の保護
 
法定代理人の同意があっても取消できる」ので、相手方は取引前にしっかり相手を見極めて取引しないといけませんね。さすがにスーパーでの買い物とかの日常で頻繁に行われるものは取消できるってなると、無駄な混乱を招きますから取消不可となってますね
 
被保佐人・補助人の保護
民法の条文はこちら
 
被保佐人は判断能力が「著しく不十分」の場合です。被補助人は判断能力が「不十分」の場合です。しっかり覚えていますか?ここは、非常に似ている制度なので一枚の図で解説します。
 
被補佐・被補助の保護
 
被保佐人の方が保護の範囲が広いのがわかります。被補助人は、被保佐の範囲内で「君はこの行為するときは代理人の同意をもらってからやってね!」と家庭裁判所で決めたことのみ同意が必要で、基本的には何んでもしていいってイメージ。
両者とも、「大きなカネ」にまつわる行為は代理人の同意で、それ以外は自分でできるから同意はいらないねってイメージです。
 
ささ、ここでいったんストップ!!
演習:写真・ノートを見ずに、制限行為能力者の保護に関した図を書いてみましょう。特に被保佐・被補助の保護の範囲の違いを明確にしましょう。
 
制限行為能力者と取引をした人を守る仕組み
制限行為能力者と取引をした相手方は、いつ取り消されるかわからん状態に置かれることになります。そんな状態では相手方がかわいそうなので、民法では彼らを保護する規定があります。
 
相手方を守る仕組みで、よく出る2パターンがあります
 
① 制限行為能力者が詐術を使った場合
制限行為能力者が「私は制限行為能力者だよー」って相手方を信じさせるためにウソついた場合、そんなやつを保護する必要はないので、取消はできなくなる。相手を騙す野郎なんて、もはや制限行為能力者として扱う必要ないでしょって話。
 
② 制限行為能力者も法定代理人も相手方の返答をシカトしている場合
制限行為能力者と取引中の相手方が、「早く取引の決着つけたいよー、いつ取消されるかわからんし!」と考えるのはごく自然なこと。その時の相手方を保護する規定がこちら。
 
制限行為能力者、相手方の保護
 
ここ、取引している制限行為能力者の種類で、その結果が変わってくる非常に厄介なところです。基本書などでは表でまとめているところもありますが、たぶん上の図が一番整理がつきやすいと思います。ここは覚えきるまで何度も図を書いて練習しましょう
 
結局、催告(ねー、この取引どうするかちゃんと決めてよお!)する場合は、制限行為能力者でなくその代理人に対して行うのがベストってことですよね。
 
そりゃそうですよね、例えば小学生に
「この取引どうすんの?ちゃんとお金払ってね!」と催告したところで
「えーん、ぼくチンわかんなーい!!」ってなるのがオチですから、
その親に「どうすんの?」って催告するのが自然です。

 

演習:写真・ノートを見ずに、制限行為能力者の相手方を保護する図を書いてみましょう。
 
制限行為能力者の範囲はこの辺りでOKでしょう。図を見ながらでもいいので過去問を解いてみてください。ほぼほぼ網羅しているはずです。
 
次回の「意思表示」の記事のリンクはこちら!!
【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~意思表示【独学】
前回の「制限行為能力者(その1)」のリンクはこちら!!
【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~制限行為能力者(その1)【独学】
 
「問題演習でベストな本を選ぶのどうしたらいいの?」って場合はこちらの記事を読んでみてください。
【宅建】参考書・テキストの選び方、おすすめ4選【独学】

 

 

 

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