【宅建】過去問の解き方 ~借地借家法(賃貸借との比較)~【民法】

宅建 賃貸借との比較 宅建・民法

宅建 賃貸借との比較

賃貸借(民法)と借地借家法との

違いってなんでしたっけ?

比較問題は、この問題に限らず問題を作成しやすいのでよく出るところです。宅建試験に関しては、この賃貸借と借地借家法は必出分野ですので明確に理解しておく必要があります。

今回の内容はこんな感じです。

1.ちょっとおさらい
2.過去問で実戦演習
3.今回の問題からの学び

 

1.ちょっとおさらい
借地借家法は民法の特別法なので、借地借家法に適用される条件以外はすべて民法が適用されます。借地借家法が適用される場合をしっかり押さえておきましょう。借地借家法は「借地権」と「借家権」に分けられます。
借地権の適用対象
建物の所有を目的とする地上権および土地の賃貸借

借家権の適用対象
建物の賃貸借(一時使用はダメ)
借地権は建物を建てるために土地を借りる権利ですから、建物がなかった場合は通常の民法の「賃貸借」が適用されます。
借家権は「建物」が対象です。一時使用は適用されません。イベントに参加するために店舗を一時的に借りる場合などがそうです。
2.過去問で実戦演習
前文
宅建 借地借家 比較
過去問をやる意義は、こういった文面からどういった論点が問われているかを学べることです。初見では、この問題が「民法の賃貸借」と「借地借家法の賃貸借」を比較していると判断するのには時間がかかってしまうことでしょう。
平置きの駐車場用地は「民法の賃貸借」、建物所有の賃貸借は「借地借家法」とすんなり出てくればOKです。
 
選択肢1
宅建 過去問H20-1
契約期間についての比較です。これは暗記すべき数字ですね
各法律の賃貸借の契約期間の比較です。
民法の賃貸借
20年を超えることができない(超えたら20年に短縮)

借地権
少なくとも30年(30年より短い場合は30年となる)
図の数直線の表現が一番わかりやすいですかね。
 
選択肢2
宅建 過去問H20-2
 
更新に関する比較です。両法とも自動更新が基本ですが、法律の表現が難しいところです。確認していきます。
民法の賃貸借
期間満了後、賃借人が目的物の使用を継続している場合で、賃貸人が異議申し立てをしなかったときは、従前の賃貸借と同じ条件で更新されたものと推定される

借地権の場合
期間満了後、借地権者(土地を借りてる人)が土地使用を継続する場合で、借地権設定者(地主)が異議申し立てしなかった時、借地上に建物がある場合に限り、契約を更新したとみなす。(法定更新って言いましたね、他の2種類の更新方法、覚えてますか?)
一応確認です。
推定される
一応、それを事実とするが、反対のことが真実だと証明したら、覆していいよ

みなす
そのことを確定的に真実であると扱うから、覆しちゃダメ。
借地権の方が、更新したと「みなす」ので、借主を強力に保護するってイメージですな。
 
選択肢3
宅建 過去問H20-3
期間を定めなかった場合の賃貸借契約です。図の通りのルールなのでしっかり覚えましょう。
 
選択肢4
宅建 過去問H20-4
何度も何度も何度も問われる論点です。「借地上の建物登記」で土地賃借権は対抗力を持ちます
やはり図を描いて論点整理することが重要ですね。
3.今回の問題からの学び

民法の賃貸借と借地借家法を比較するなどの問題は、こういった過去問を通して勉強するに限ります。どういったシチュエーションで問われるかなどは、テキストなどでは限界がありますからね。

また、「借地上の建物登記」の論点は、これ知らないとヤバい!くらいに覚えておきましょう。毎回出ます。

 

「問題演習でベストな本を選ぶのどうしたらいいの?」って場合はこちらの記事を読んでみてください。
【宅建】参考書・テキストの選び方、おすすめ4選【独学】

 

 

 

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