【宅建の勉強法】宅建業法を図で解説 ~35条書面(重要事項説明書)~

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この記事では、以下のような疑問を解決していこうと思います。

・重要事項説明書の覚え方を教えて!!

宅建士の独占業務の一つである「重要事項の説明」、いわゆる35条書面の説明について解説していきます。宅建士の主な仕事のところですから、毎年必ず出題されます

ここはその重要事項の内容を暗記しないと、本番では全く太刀打ちできません

以下に暗記をするかが重要な課題ですが、本ブログではやはり「マインドマップ」を活用して暗記していくことにします

紙とペンを用意してマインドマップを書いていきましょう。読むだけ、見てるだけでは勉強の効率が悪いですからね!

「重要事項説明」の全体像

宅建士の独占業務は何だったかを確認しましょう。独占業務っていうのは、その資格を持っている人だけができる業務・・・ってそのままですね。

1.重要事項の説明

2.重要事項説明書への記名押印 

3.37条書面への記名押印

今回は、上記のうち1,2番をやっていきます。

不動産を取引する場合に、代金は高額で、かつ使用期間は長期がほとんどです。お金もかかって長く使用する不動産に対しては、その物件の情報を前もって説明しておかないとトラブルになります。この「物件の情報」のことを「重要事項」といい、お上のお墨付きを得た「宅建士」によりお客さんに説明させます。

基本的にはお客さんは素人ですから、専門的な内容などわかりません。だから専門知識を持った「宅建士」に「この物件はこういうものだよー」と客に詳しく説明してやる必要があるわけです。
 

重要事項の説明の流れは次のような感じです。

重説 流れ

重要事項の説明は「物件を入手して使う側」に対して説明します。この時、使う側が宅建業者の場合は説明を省略することもできます。(だって、プロだから説明しなくともわかるし!)

では、「重要事項」の中身を見ていきましょう。

2.重要事項の暗記方法

重要事項の内容は全て正確に暗記する必要があります。市販のテキストでは、文章の列挙・表などを使って書いてあるものが多いようですが、どれも「無味・無臭」。覚える気力さえ起きません。

そこで、マインドマップの登場です。覚えずらいことも、図を用いて記憶に残りやすいように加工します

以下の図は必要最小限しか書いてません。過去問等で細かい論点等が出てきたら自分で図を描き、書き込むというのがイイと思います。

 共通の重要事項

まずは、全ての物件に共通の重要事項から行きます。

重説

図が壊滅的にヘタクソですが、無いよりはましですっっ!!(笑)

図を描けば、記憶に結び付きやすくなります。語句が思い出せなくても、図を思い出せて、語句に結び付けられるなんてこともありますからね!必ずマインドマップを書いて練習してみましょう!

マインドマップを描いたことないって場合は、まず上の図を真似して描いてみてください。何回も書いてみる。慣れてきたら、何も見ないで上と同じ図が書けるかやってみる。何も見ないで描き切れれば、ほぼ頭に入っています。

 

 区分所有建物の特有の重要事項

マンションは極小の町みたいなもんですから、マンション独自のルール(規約)があったりします。ですから、マンションを使う人の場合には、全ての物件に共通の重要事項+マンション特有の重要事項があります。

マンション 重説

上のマンションの用語で??ってなったら民法の「区分所有法」を復習しましょう。いずれの重要事項も説明をしないとトラブルになるところばかりです。

 

 賃貸借の特有の重要事項

売買と賃貸では当事者の権利関係が異なるので、そりゃあ重要事項の内容も変わりますよってことです。

賃貸借 重要事項

ここは暗記がきついところですが、暗記しないと得点できません。断言します。嫌がったら決して得点できません。あとはどう効率よく暗記するかです。

本ブログではマインドマップを紹介しましたが、ぶっちゃけ覚えられればなんでもOKです。ただ、私が一番効率よく勉強できる方法はマインドマップだと信じているので、今回紹介しました。

図を描いて覚え、何も見ないで重要事項が言えるようにまで繰り返し訓練してください。

次回は37条書面についてやっていきます。
【宅建の勉強法】宅建業法を図で解説 ~37条書面(契約書)~
前回の「自ら売買 瑕疵担保・割賦・所有権留保」の解説はこちらです
【宅建の勉強法】宅建業法を図で解説 ~「自ら売主」瑕疵担保特約・割賦契約の解除・所有権留保~

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