【宅建】業法の勉強方法・覚え方 ~保証協会 カネの流れ~ 【独学】

宅建 保証協会 流れ 宅建業法

宅建 保証協会 流れ

保証協会って何?

お金の流れがわけわからん

保証協会の業務って何?

この辺りの疑問について解説していきます。保証協会についてはその「カネの流れ」を把握するのが大変です。今回もしっかり図を使って解説していきます。

今回の内容はこちらです。

1.保証協会の意義
2.保証協会の業務
3.保証協会の仕組み・カネの流れ
では、見ていきましょう。
 
1.保証協会の意義
前回「営業保証金」について学習しましたが、主たる事務所を開設するだけでも1000万円を供託する必要があります。この金を供託しないと営業すらできません。そんな大金は用意できないよー!っていう方も沢山いると思います。
そこで用意された制度が「保証協会」です。
宅建業者が、保証協会に加入して、「弁済業務保証金分担金」を納付すれば、「営業保証金」の供託は免除されます。この「弁済業務保証金分担金」が「営業保証金」に比べて格安で済み、開業資金の負担が圧倒的に減ります。

また、保証協会は、実際に不測の損害を被った取引の相手方に対して、会員である事業者に代わって弁済するという業務を行っています。これにより取引の安全も図られています

つまり、宅地建物取引業保証協会は、宅建業者の経済的な負担軽減と、消費者の保護を目的として作られた団体です。

現在、日本に存在する保証協会は次の2つです。

保証協会に加入している宅建業者を「社員」ということも覚えておきましょう。宅建業者は重ねて保証協会に入会することもできません。
また、保証協会は、新たに社員が加入し、又は社員が社員としての地位を失ったときは、直ちに、その旨を社員の免許権者(知事 or 大臣)に報告する必要があります。
 
2.保証協会の業務
保証協会のメイン業務は弁済業務ですが、他にも沢山の仕事があります。
宅建 保証協会 業務
こういう業務の種類を覚えるには箇条書きよりもマインドマップを作って勉強した方が圧倒的に暗記効率がいいですよ!やってみてください。
「取戻し」は供託所から金を返してもらうやつですよ!覚えてますか?
 
3.保証協会の仕組み・カネの流れ

さ、ここが一番重要なセクションです。保証協会の意義がわかったところで、具体的な手続きを見ていきましょう。文章のみで理解しようとすると、効率が悪く、覚えずらい事この上ないので、ココも図を使って解説します。特にお金の流れを把握するのが重要です。

「供託するまで」、「還付するまで」、「還付後」の3つに分けてその流れを見ていきましょう。

「供託するまで」

宅建業者が保証協会に加入し、保証協会が供託所に供託するまでの流れです。

宅建 保証協会

業者が保証協会に納付するのが「弁済業務保証金分担金」です。これは必ず金銭です。

納付金額
主たる事務所・・60万円
その他の事務所・・1か所につき30万円

納付期限
業者が保証協会に加入するときは、加入しようとする日まで。
加入後に事務所を新設するときは、新設後2週間以内

保証協会が供託所に納付するのが「弁済業務保証金」です。これは金銭・有価証券OKです。(有価証券の場合は営業保証金の時にやった評価額と一緒の率で評価します、覚えてる)こっちは分担金を納付してから1週間以内に納付です。

これだけ払えば営業保証金の供託が免除されるんですから、業者としてはだいぶ負担が減りますよね。

 

「還付するまで」

お客さんに不足の損害が生じ、還付を受けるまでの流れです。

宅建 保証協会

還付の金額は「営業保証金の額」が限度です

例えば保証協会の社員(メンバー)である「らくたろう不動産」が本店・2つの支店を持っていたら、その営業保証金の額は1000万円+2支店×500万円=2000万円。らくたろう不動産は分担金を120万円(60万+2×30万円)しか納付していないけど、お客さんは2000万円まで還付が受けられるってこと。え、120万円しかはらってないけど、2000万をお客に払ったら後どうなんの?それはこの後の流れで解説します。
 

「還付後」

供託所が還付をした後の手続きです。

宅建 保証協会

いざ還付!ってなったら、保証協会は供託所に「還付された額に相当する金額」を供託所に供託します。そのあとに、保証協会は業者に対して「これだけ供託したから穴埋めしてください」って業者に請求します。これが還付充当金。

営業保証金の時は業者が前もって大金を供託するのに対し、保証協会を通した場合は、「還付が発生した後に大金を払う」みたいなイメージですね。
また、業者が通知を受けてから2週間以内に充当金を納付しないと、その業者は「社員としての地位」を失います

各々、いつまでに納付するのかなどの期間は試験的にも出題されやすいので、図でしっかり確認してください。

 

今回はココまでです。一度で理解するのは難しいので、理解できるまで「図を描きながら順序を把握する」っていうのがイイと思います。

次回は業法のメインに入っていきます。「宅建業法 業務上の規制」について見ていきます。
【宅建】業法の勉強方法・覚え方 ~業務① 業務上の規制~ 【独学】
前回の「営業保証金」に関する解説リンクはこちらです。 
【宅建】業法の勉強方法・覚え方 ~営業保証金~ 【独学】

 

「テキストや問題集などベストな本を選ぶのどうしたらいいの?」って場合はこちらの記事を読んでみてください。
【宅建】参考書・テキストの選び方、おすすめ4選【独学】

 

 

 


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