【宅建】参考書・テキストの選び方、おすすめ4選【独学】

宅建 参考書・テキスト 宅建・民法

宅建 参考書・テキスト

独学で勉強する場合、

どういった本を選べばいいの?

独学するときの一番の悩みは、

「どのようなテキスト・参考書を選んだら効率のいい勉強ができるか」

だと思います。

私も最初に宅建試験を独学でチャレンジしようとしたときは、本屋で「うーん、どれが一番効率のいい勉強ができる本なのかなあ?せっかく同じくらいの値段の本を買うなら質のいい本を選びたいよな」と悩んだものです。

今回は、宅建試験、ファイナンシャルプランナー、行政書士を独学でゲットしてきた私が、経験に基づき、どんな本を選んでいけばいいかを解説していきます。

今回の内容はこんな感じ!

1.参考書・テキストを選ぶ4つのポイント
2.独学に向いているおススメの本 〇選
1.参考書・テキストを選ぶ4つのポイント
色々な資格をゲットしましたが、全ての本選びに共通しているポイントは次の通りです。
1.図が多く、カラフルであること
2.目次と索引があること
3.余計な知識が載っていないこと
4.問題と解答が見開きで完結していること
ひとつずつ詳しく見ていきます。
1-1.図が多く、カラフルであること
まず、次の写真をご覧いただきたい。
宅建 勉強方法
民法について解説しているテキストが2種類あったとして、左側は文字のみのテキスト、右側はイラストが載っているテキストとなっている。皆さんはどちらのテキストを買うでしょうか。
おそらくほとんどの人は右側のイラスト付きのテキストを買うと思います
これは、なぜでしょうか。
それは本能的に、「文章のみだと理解しずらいので図があった方が理解しやすい」と判断しているからです。
文章のみですと、まず文章を読解してどういうことが起きているかというのを理解しないといけません。この読解を間違えるとそのあとの議論はわけのわからんものになっていき、ついには「ニガテ化」していきます。
図の最大の効用は、「視覚的にその事象を把握できる」ということにあります。上の画像でも明らかなとおり、どういう事象が起きているか一目瞭然です。文章を読む手間も省けますし、記憶にも残りやすいので非常に効率が良いのです。
次の写真です。
宅建 カラフル
少し色が入っただけでも「強調」されることで、記憶に残りやすくなります。またカラフルな方がモノクロに比べ、脳みそへの刺激が多くなるので「飽きにくい」という効果もあります。(あまりカラフル過ぎるのも、今度はそっちの刺激が強くなりすぎて中身の理解がおぼつかなくなりますので注意)
 
ぶっちゃけ、「図がある」ということと「カラフルであること」、ココが参考書選びで一番大切なところです。他の項目も大事ですが、ココがキモ!!最優先に選ぶべきポイントです。
 
1-2.目次と索引があること
え、そんな本あるんですか?って返ってきそうですがたまにあるんです。特に「索引」がない本は致命的です。調べたい語句があるのに調べられないんですから。「索引の項目」が多いことはそれだけリサーチするための時間が省けるということです。
なので本選びは、特に「索引」の量をチェックしてみましょう。
 
1-3.余計な知識が載っていないこと
宅建試験において重要なのは、必要最低限の知識で合格するということです。宅建業法についてはみっちりやる必要がありますが「民法」に関してはこの「必要最低限」を判断するのがキモとなってくるでしょう。
毎年高確率で出題されている「権利関係」の範囲はこちら!!
不動産登記法
借地借家法・賃貸借
区分所有法
抵当権
代理
相続
物権変動
意思表示
例年この辺りから8~9問出ています。内容を見てわかるように「不動産取引のプロになるんだったら、民法のこれくらいの知識は最低限でも知っておいてください」っていう出題者側のメッセージとも受け取れます。ということなので、不動産にかかわりの薄い範囲からは出題されにくいってことです。
とかく、民法は条文数が多いので、範囲を絞って学習することが重要です。余計な知識が載っているテキストは、ちゃんと勉強しようとしたらそれだけ時間を食いますし、ページ数が増えるので重たい(笑)。
なにより、中途半端な理解で混乱を招くことだけは避けないといけません。コスパの悪い勉強は避けましょう。
テキスト・参考書・問題集を選ぶ際は、上記、頻出範囲がしっかり解説されているものを選ぶべきです。
 
1-4.問題と解答が見開きで完結していること
問題集を選ぶ時のポイントです。ズバリ下の画像のような構成の本を選ぶべきです。
宅建 問題集の選び方
見開きで、問題が左、解答・解説が右。これに限ります。この構成の利点は即時に解説が読めるというところです。解答・解説だけ本の後ろに載っていたり、問題文や解説がページまたぎに担っていると、確認するにもページを行ったり来たりしてストレス倍増です。
嫌になりますよね。そういう不要なストレスを避けるためにも見開きに限ります。
また、そういう構成の本は目次もしっかりしていますので、苦手な問題のフィードバックもしやすいです。
2.独学に向いているおススメの本「4選」
以上のポイントを踏まえて、私がおススメする参考書、テキスト、問題集を挙げていきます。
 
2-1.おススメの参考書・テキスト(2冊)
宅建 おススメの参考書
この本のメリット・デメリットはこんなところでしょうか
メリット
〇 カラフル・図解・索引が豊富
〇 エッセンスがコンパクトにまとめられている

デメリット
〇 コンパクト故、民法の知識は少し不足か
初めて宅建を受ける人は迷わずこのテキストで勉強し始めるのがイイと思います。法律を始めて勉強する人にとっては最適かと思います。法律っていう難しいイメージの垣根を外してくれる感じです。
 
 
宅建 らくらく
この本のメリット・デメリットはこんなところです
メリット
〇 何といっても図解がわかりやすい、平易な言葉で解説されている

デメリット
〇 ボリューム多め
しっかり時間が確保できる人、みっちり勉強して確実に一発合格してやるってひとはこちらです。
 
 
2-2.おススメの問題集(2冊)
宅建 問題集 おすすめ

「みんな欲しかった」シリーズの問題集です。

メリット
〇 基礎のアウトプットに最適

デメリット
〇 本試験よりは優しめ
初学者は是非この本で勉強しましょう。初学者が問題を解く感覚をつけるには最適です。ただし本試験よりも簡単なのでこれだけでは合格できません。慣れてきたら過去問にチャレンジしましょう。
 

過去問宅建塾

宅建 問題集 おすすめ 民法

「らくらく宅建塾」シリーズの過去問題集です。当然見開き1問の構成です。

メリット
〇 圧倒的ボリューム。やりこめば圧倒的に自信がつく。

デメリット
〇 そのボリューム故、勉強時間の確保が必要。

「権利関係」、「業法」、「法令その他」で3冊別売りです。各450ページくらいのボリュームなので根気がいりますが、これだけやりこめば本試験は十分いけますし、圧倒的に自信がつきます

 

まとめ

数ある参考書の中で、上の4冊を選びました。私が宅建士を取った時は「らくらくシリーズ」でした。当時は時間が有り余っていたので、ひたすら図を描く練習をして、問題を解きまくってましたね。

それぞれ、向き不向きがあるので参考にしてみてください。

〇 初めて宅建を受ける人
〇 なかなかまとまった時間が確保できない人
>>>「みんな欲しかった」シリーズで勉強すべき!!
 

 

 

〇 勉強時間が有り余っている人
〇 なんとしても一撃で合格したい
>>>「らくらくシリーズ」でガリガリやろう
 

 

本を選ぶのに時間をかけるのはもったいないです。ちゃっちゃと決めてガリガリ勉強しましょう!!

 

私自身も宅建の(特に民法の)解説ブログを書いています。

図解を用いて、平易な言葉で解説していますので是非読んでみてください。
【宅建】3か月でイケる!図解による民法の勉強法~はじめに【独学】

解説を読んだら、上記問題集を準備してガリガリ解きましょう!

それではみなさんの健闘を祈ります!!

 

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